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ありがとうジュリー&ジャック

ジュリーが自立出来なくなって、数ヶ月。どんなに好きなものも食べられなくなり、ついに24年2月2日、旅立ち。ジャックは23年の8月に旅立ち、五ヶ月ほどでの時間差でジュリーも逝ってしまいました。2頭で都合3年ほども介護し、できうる限りの愛情は注いだと思っています。このブログタイトルの「スタンダードプードルとテイストフルカーの旅」も変更せざるを得なくなりました。もう我が家にはスタンダードプードルがいないのですから。初代のジャンから数えて26年の長きにわたり、スタンダードプードルと暮らしてきました。千葉のブリーダーさんが自ら連れてきてくれた初代のジャン、その美しさ、天使のような真っ白の巻毛に見惚れ、全てが愛おしく、毎日に幸せを感じました。1日に五回も散歩に行ったものです。でもなかなかトイレを覚えなくて、あちこちで粗相をして困りました。大人になってからは外耳炎や胃腸の弱さ、各所の腫瘍の処置に苦労しました。またべったり育て過ぎて自立できず、1匹にする事ができなくなってしまったのは失敗でした。しかも体は大きく33キロもありました。そのジャンは12歳ほどで具合が悪くなり、わりとあっけなく逝ってしまいました。しかもお盆の最中で、その始末は地獄の忙しさだったのを思い出します。悲しみに沈みましたが、その年の暮れ、性懲りも無く今度は三重のブリーダーさんから2代目スタンプーを生体配送で仔犬を送ってもらい、諏訪の西濃運輸に引き取りに行きました。当時はそんな商売が可能だったのです。今ではそんなやりとりはあり得ませんね。名前はジュリーくん。その帰り車中のおすまし顔が今でも忘れられません。それがあんなにヤンチャなスタンプーに育つとは。そしてそれからあまり時を経ないでシルバーブラックのジャックを岩手のブリーダーさんから生体配送で届けてもらいました。ジャックはすでに3歳ほどの里子でした。毛色が本来のブラック系ではなく、茶色に変色するほど栄養状態が悪かったです。歯もほとんどすり減っていて、ケイジでもかじって、大変ひもじい思いをしてきたようでした。なのでどんなフードでも全て噛まずに飲み込んで、あっという間にたべてしまいます。たそのため食べにくくするフードボールを買ったほどでした。そんなジャックも我が家に来てからは毛のツヤも回復してきたのですが、散歩もしてもらったことがないらしく、真っ直ぐあるくことができず側溝に落ちたり溝にはまったりと、まともに歩けるようになるまで時間がかかりました。ジュリーも5歳くらいまでは人前に出すのも恥ずかしいくらいの落ち着きの無さでした。そんな2頭と先住犬で2頭のトイプードル(白のパールと黒のハル)の折り合いが難しく、ハルとジュリーは仲が良く、ジャックとは合いませんでした。ジュリーとジャックはつかず離れず。パールは他のどの犬とも仲が悪かったです。4頭の散歩はなかなかの景色でした。トイプードルたちもそれぞれ健康問題があり、パール7歳、ハルは12歳と数年前に亡くなり、スタンプー2頭ともついに別れが来てしまいました。26年ぶりの愛犬の居ない生活。なにか張り合いがありません。夫婦のかすがいを無くしたようで、会話もはずみません。しかし私ももうすぐ70代。今回の3年介護生活を考えると、おいそれと次の愛犬などど気軽には手がでません。しばらくは、愛犬無しの生活を堪能してみるのも良いかなと思っております。先のことは解りませんが、毎日楽しく暮らすにはどうすべきかを模索してみようと思います。介護が気に掛かり、この3年ほどは好きなカーライフも楽しめませんでしたので、この機会にやりたかった、バイクの林道ツーリングやエブリーキャンパーでのオートキャンプなどにチャレンジしようかと考えています。前向きに生きねばね〜。ありがとうジュリー&ジャック_a0076811_15282512.jpeg
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by nobeyamaso | 2024-02-29 15:41

宿主人のアウトドアライフとカーライフについてのぐだぐだ


by yamayado